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かわいい系かぶら

2007/12/07 Fri 23:49

        左から、万木(ゆるぎ)かぶ・つがる紅(赤茎)・あやめ雪
古典や近代文学の中で目にしていた「かぶら」という言葉。蕪をかぶらとも読むことは知っていたけれど、実際音で聞くのは初めて。書物の中の文字だけの「かぶら」が、生活の中で耳に入ってくるのは嬉しい。滋賀県では「かぶら」と発音する。「かぶ」というよりも耳あたり良く、まろみがある。北国でも語調を整えるために「かぁぶ」と伸ばしたり「かぶっこ」と言ったりするけれど、“ぶ”の後の“ら”の空気感には、なんとも言えぬ美しさがある。
当農園の色つきかぶらは4種。黄色い黄金かぶと、赤系は写真の左から万木(ゆるぎ)かぶ、つがる紅、あやめ雪。この3種はいずれも中が白くやわらかで生食できます。
白肌にちょっと紅を塗ったような愛くるしい姿のあやめ雪。サラダでよし、炊いてもよし。ぽってっとしたこの蕪は葉っぱが少なくて収獲した時に妙に軽いんです。バランスが悪いというか・・・なんだか頼りなくてかわいらしい。
万木かぶは特にやわらかく水分が多い感じです。上品な口あたりと甘さ。それに比べると、つがる紅はしっかりとした歯ごたえがあるのでシャキっとしたお漬物ができると思います。果肉には放射状に紅い繊維が走っており、漬けた時によりよく染まることでしょう。また、万木かぶよりも皮が薄く一体感があるのも特徴です。味は、特有の苦味と甘味がやや強く、蕪らしい蕪くさい味だと感じました。すらりとした人目を惹く赤茎と肉質のやわらかさとは対照的な頑固な蕪といった感じです。津軽では「頑固者」を「じょっぱり」(=強情っぱりから)と言いそんな人が多いのですが、これ、まさに「じょっぱりなかぶ」というのがいいみたい。その魅惑的な姿と芯の強さは津軽人をよく表しています。人も野菜も同じかぁ。風土で決まる。お天道様が決めるんだなぁ。
万木(ゆるぎ)かぶの断面図つがる紅の断面図


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